美容部員の仕事内容は接客だけじゃない。1日のスケジュール、仕事内容を公開!
こんにちは☆ふくちゃんです。
華やかそうにみえる美容部員(ビューティーアドバイザー)ですが、接客以外の仕事もものすごく多いんです。そしてそれが結構肉体労働だったりします。
そんな美容部員の1日などを細かく書きたいと思います。
美容部員の1日
まずは店舗によりますが、化粧品専門店勤務だった私は大体11:30入店。
しかし会社の決まりで、入店時間の15分前にはお店に着いて、お店のスタッフ様に挨拶を済ませておきます。
専門店というのは、よくショッピングモールに入っていたりするのも、街中の路面店にあるのもそうです。化粧品業界は、百貨店・専門店・ドラッグストア部門に分かれています。そして専門店には、オーナー様や奥様がいたり家族で経営されているお店もあります。
メーカーのものはお店の奥様やスタッフ様との関わりがとても重要です。
コミュニケーションを取りながら、一緒に一丸となりお店を作っていきます。大きいお店だとメーカーの美容部員は3~4名。個人店だと美容部員1名で担当します。
11:30~化粧品棚の掃除をする。会社から支給されている掃除の布巾があり、それでホコリや化粧品の容器などを綺麗にしていきます。
掃除は新人の仕事!ではありません。新人時代に掃除の仕方を1から徹底的に研修を受けますが、店頭には1人の場合も多いです。大体15分以内で掃除をしていきます。
11:45~お客様がいらしたらその都度接客をします。
メイクアップやスキンケアなどの、お顔でタッチアップの内容だと長くて1人30分以内にします。たまにすごく長くなる接客をしたりすると、注意を受けたりすることもありました。
新人の頃は接客の時間管理が非常に難しく、手付きも慣れないので時計をしっかり確認しながら、何分までに終わらせる!という目標を立てて接客していました。
慣れてくると、自分がどのくらいでタッチアップ出来るかなどが分かってくるので1日の中の接客配分の目標も上手に立てられるようになります。
13:00~順番にお昼休憩に行きます。
大体スタッフ含めると3クールくらいに分けて休憩に行きます。
休憩時間も店舗により様々で、昼休憩1時間のところもありますし45分のところも。
厳しいところは45分で更に、タイムカードを押して1分でも遅れたら怒られる!なんて店舗もありました。
14:00~休憩から戻ってきて接客
合間の仕事
サンプルを作る
会社から大量に届くサンプル類の整理をします。新商品が出る時期などは段ボールが何十箱と届くのでその整理などもします。
納品を開封する
普段の日常であれば段ボール1箱分くらいの納品ですが、こちらもセール前や新商品なんかがある時は1日段ボールを開ける作業に追われるくらいの量です。
そして納品された化粧品をしまう棚を整理したり・・・結構肉体労働です。
段ボールをずっと触っていると、手がカサカサに荒れたり、段ボールで手を切ったり。
なんて事もありました。
17:00~午後休憩。
午後休憩に関しては店舗によって15分だったり、30分だったり。30分のお店に入店出来ればラッキーです!
17:30~閉店にかけて。
こちらも接客を挟みながら、雑務をこなします。夕方からは発注作業も加わります。商品の発注や、備品などの発注。全て店舗の在庫などを一人で把握しやっていかなければなりません。閉店間際になると、美顔器の片づけやパフスポンジ洗いなどの片づけ作業に入ります。
パフスポンジ洗いは1日量をまとめて洗うので何十個となりますが、これがまた大変。こういうのは新人の仕事!とも言ってられず、ベテランも新人も関係なくこういった雑務をします。
月1回店舗でのミーティングがある
大体どこの店舗の配属になっても、月に1度メーカーの営業を含め、美容部員と店舗スタッフのミーティングがあります。
内容は
- 前月の振り返り
- 今月の目標(おすすめ商品・どうやってお客様に紹介するか)
- イベントの施策
などです。お昼休憩や店舗での活動時間を1時間程度使ってやるところが多いのですが、私が配属された店舗はとても売上が大きく、とても熱心なスタッフだったので閉店20:00~23:30まで夕食を食べながらのミーティングでした。
職場から自宅まで1時間半かけて通勤していたので、ミーティングの日は終電で帰宅。家に着くのは0時を回っていました。正直、その時は体力もきつかったな~と思います。
月に2日間必ず会社の勉強会がある
1か月の中で、2日間会社へ出社する日があります。何をするのかというと、新商品や季節に合わせた商品の勉強、メイクのトレーニング、など朝から夕方までみっちり勉強します。
朝は身だしなみチェックから始まり、社訓を唱え・・・など本当に隙もなく時間つめつめなスケジュールになっている2日間です。同期や先輩などと情報交換が出来たりするのはいいのですが、中には出社が憂鬱でこの期間だけ肌荒れする人たちも多々いました。
まとめ
こうして見ても、接客以外の仕事ってすごく多いです。そして勉強会などを日々しているので、美容に関する知識も豊富にあります。
もちろんどの仕事にも大変な部分ってたくさんあると思います。
意外と肉体的な負担もかかるので、タフな人ほど長続きしやすいです。
美容部員に興味がある人や、これから目指している人の参考になれば嬉しいです。